HERO
東京をつくった土木エンジニアたちの物語
著者 紅林章央
四六判 272ページ
定価 2,200円(本体2,000円+税)
ISBN978-4-88614-266-5
在庫あり
本書では、都市計画、水道、鉄道、橋の項目ごとに東京をつくったエンジニアを掘り起こし、その生涯や仕事にかけた想いを紹介する。もう一つの、そして真の近代日本史である。
第1章 都市計画
1 孤高の土木技術者 直木倫太郎
2 東京を描いた都市計画家 山田博愛
3 坂の上の虹 来島良亮
4 建設省を作った男 兼岩伝一
5 夢を与えた都市計画家 石川栄耀
第2章 水道
1 古城の橋 中島鋭治
2 水到りて渠を成す 小野基樹
3 橋も水道も極めた技術者 徳善義光
第3章 鉄道
1 ガード下から 岡田竹五郎
2 鉄道院の紋章 阿部美樹志
3 もう一つの『火垂るの墓』 野坂相如
第4章 橋
1 瀬田唐橋 花房周太郎
2 兄弟 太田圓三
3 一冊の工事アルバム 白石多士良
4 三人の米国人 ダニエル・ヒューズ、イーアール・クラフト、ハーリー・イングランダー
5 土木界のペテロ 釘宮 巌
6 橋の革命児 田中 豊
7 五反田の跨線橋 谷井陽之助
8 樺島正義の最後の愛弟子 小池啓吉
9 東京市橋梁課の絶対エース 滝尾達也
10 隅田川のDNA 古川一郎
11 勝鬨橋を上げた男 安宅 勝
12 戦争で生まれた橋 曽川正之
13 師匠と弟子 鈴木清一
14 歩道橋の夕陽 長裕二
15 晴海橋梁から見える風景 田島二郎
16 ミリからキロまでのデザイナー 大野美代子
