それでも児童相談所は前へ
激動の現場で子どもの笑顔を守り続けたその仲間たちとの記録
著者:奥田晃久・長田淳子
四六判 250ページ
定価 1,800円(本体1,637円+税)
ISBN978-4-88614-262-7
在庫あり
児童相談所の歴史と現状について、分かりやすく解説。児童相談所職員の活躍を盛りだくさんのエピソードで紹介。
第一章 東京都と特別区の児童福祉行政の変遷
1 都内区市町村子ども家庭支援センターの黎明期
2 要保護児童対策地域協議会の黎明期
3 特別区に児童相談所が設置できるようになるまで
第二章 職員のひたむきな取り組みの日々から
1 児童相談所とは
2 法律によって異なる「児童」の定義
第三章 一時保護所について
1 一時保護所ってどんなところ?
2 東京都の児童相談所における一時保護所の変遷
3 一時保護所で働く職員はプロ中のプロ職員
4 一時保護所職員の勤務体制
第四章 家庭養護の担い手とともに歩んだ日々
1 そもそも家庭養護って?
2 なぜ東京都だけ里親制度を「養育家庭」とよんでいるのか
3 都における里親支援機関事業の黎明期
4 “フォスタリンク”事業活用の時代へ
5 里親支援に果たす行政職員の役割
6 素晴らしい里親さんたちとの出会い
第五章 これがフォスタリンク事業
1 はじめに
2 二葉乳児院について
3 東京都のチーム養育から見えるもの
4 児童相談所に席を置くということ
5 二葉・子どもと里親サポートステーションとしての取組
6 特別区児童相談所でのフォスタリング業務への思い
7 大切にしていることと現状の課題
