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災害×人間×消防~消防官として生きて(1)/現場活動の士気と人間関係

 ■消防官として身に付いたこと
 どうやら、筆者はNPO「フォーラム自治研究」では唯一の公安職出身の会員のようだ。僕自身は東京消防庁のOBで、現場出動等は1200回を超えている。その僕には、36年余りの消防生活の中で身に付けた考え方や行動習慣がある。一つは、可能な限り現場に出向くこと。自分なりの視点で現場を見分することで、報告だけでは分からなかったことがクリアになる。2番目は「人間関係の重要性」だ。よく「顔の見える関係」という言葉を耳にするが、阪神・淡路大震災の現場で、住民たちが隣近所の誰かを救助する時の判断基準は、要救助者と助ける人(救援者)との日頃の人間関係が決め手だった。
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