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盲ろう者支援、コロナで制約/「密」回避で意思疎通に難/「東京盲ろう者友の会」事務局長 前田晃秀氏に聞く

 視覚と聴覚に障害を持つ「盲ろう者」。コロナ禍で人と人との接触に制約が出る中で、その生活が一層困難になっている。都内では「盲ろう者支援センター」が通訳・介助者を派遣するなどして日常生活をサポートしているが、どのような課題があるのか。同センターを運営している特定NPO法人「東京盲ろう者友の会」の前田晃秀事務局長に聞いた。
 ─都内には視覚・聴覚両方の障害が手帳に記載されている盲ろう者が約840人いるとされています。現場の状況は。
 サービス利用の登録者数は2008年の時点では80人ほどだったが、09年のセンターの設立後に大きく増加し、現在は143人に増えており、盲ろう者が支援につながるようになったと考えている。
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