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「練馬区モデル」の先は~区長選の課題と展望(上)/インフラ整備/都とのパイプで前進

  任期満了に伴い、4月10日告示、17日に投開票される練馬区長選は、現職で3選を目指す前川燿男氏(76)=自民、公明、国民民主、都民ファ推薦=と、新人で幼稚園経営者の吉田健一氏(55)=立民、共産、生ネ、社民、新社、みどりの党推薦=の無所属2氏が立候補を表明しており、35年ぶりの一騎打ちとなる公算が大きい。同区のかかりつけ医による新型コロナワクチンの個別接種「練馬区モデル」は全国にも知られ、児童相談所設置も独自路線を歩む一方、区部の中では従前から医療・交通面でのインフラ整備の遅れが指摘される。同区の課題と展望を2回のシリーズで追う。
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