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石原元知事が死去/財政再建や福祉改革で剛腕

  1999年4月から2012年10月までの13年半にわたり都知事を務めた石原慎太郎氏が1日、死去した。89歳だった。「東京から日本を変える」と宣言して初当選し、高い発信力で庁内外に大きな影響をもたらした。都知事就任後は財政再建団体転落の危機にあった都の財政再建に尽力。ディーゼル車規制や銀行への外形標準課税導入など、日本をリードする施策も展開した。また、五輪招致に乗り出したほか、外郭(がいかく)環状道路の凍結解除や羽田空港の国際化など、現在の首都・東京を築く基盤整備を進めた。一方で、1千億円の累積赤字を出した新銀行東京の設立や尖閣諸島の購入表明などで批判も浴び、歯に衣着せぬ発言が物議を醸すことも多かった。    =4面に関係記事
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