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東京の足元~地震対策の現在地と未来(4)/都市のバランスを再検証/平田直東京都防災会議地震部会長東京大学名誉教授に聞く

2011年3月の東日本大震災を受け、都が首都直下地震や南海トラフ地震の被害想定を示してから約10年。都の被害想定見直しを進めている「都防災会議地震部会」の部会長を務める平田直・東京都防災会議地震部会長に、都が抱える大震災時のリスクや防災・減災対策に求められる視点を聞いた。

 ─被害想定の見直しの意義をお願いします。
 前回の被害想定から約10年が経ち、住宅の耐震化が進む一方で、少子高齢化などの社会情勢が変化している。被害想定というと犠牲者数や建物の被害棟数などが注目されがちだが、大切なのは想定を基にした防災対策の更新だ。数字だけにスポットライトが当たれば、「危険な地域」とされた場所の地価の下落や住民の防災意識の停滞にもつながりかねない。

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