| | 「魔女の宅急便」の角野栄子さんインタビュー／自分で面白さを見つけよう！ 多くの人に時代を超えて愛され続ける『魔女の宅急便』。その原作者として知られる作家の角野栄子さんは、江戸川区の北小岩で幼少期から２０代前半までを過ごした。そのゆかりから、２０２３年７月に「（仮称）江戸川区角野栄子児童文学館」が区内のなぎさ公園内に隈研吾さんの設計で開館する。１８年３月には児童文学のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞を受賞する快挙も遂げている角野さんに、インタビューで文学館への思いや街づくりの考えとともに、子どもたちへのメッセージやコロナ禍で考えたことなどを聞いた。
■子どもが面白さ見つけられる文学館に
「お話をいただいたとき、ちょっとびっくりしましたね。こんなの作っていただいていいのかしらって」。角野さんは、文学館の話が来たときのことをチャーミングな笑顔でこう語る。
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