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都福祉まちづくり推進協/当事者目線で交通改善を/基準適合も施設使えぬ例

  都福祉のまちづくり推進協議会(会長=高橋儀平・東洋大学名誉教授)は29日、五輪・パラリンピックを契機としたバリアフリーの方向性についての提言をまとめた。鉄道の駅ではバリアフリー基準に適合しているのに高齢者・障害者が施設を使いにくいケースがあるとして、当事者の視点に立った整備を進めるよう求めた。同協議会は当初、東京大会を節目と捉え、レガシーの継承を検討する予定だったが、大会延期に伴ってテーマを再設定し、東京大会をきっかけとしたバリアフリー化について議論していた。


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