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「専決政治」は続くのか/地方自治ジャーナリスト 葉上太郎/小池都政2期目から3カ月

 シルバーウィークと呼ばれる9月下旬の連休は、新型コロナウイルスへの警戒感が緩んだこともあって、多くの人が旅行に出かけた。都内の観光スポットも軒並みにぎわい、取材で訪れた多摩地区の都施設は「密」に近い状態だった。走り回る子が体ごとぶつかってくる。その姿を写真に収めようとする親も続いてぶつかる。おしゃべりに夢中なアベックの中には、マスクをしていない若者もいた。

 都内の1日当たりの新規感染者数は、9月後半になっても200人を超える日がある。450人を超えていた夏の盛りからすれば随分減ったが、4月の緊急事態宣言下より多い。

 にもかかわらず、観光に出かけ、「密」も厭(いと)わなくなったのは、慣れのせいか。それとも死亡する人の割合が減ったからなのか。都政界では「医療現場が対症療法に手慣れてきたから死者が減った」と話す人もいるが、都庁発の情報は日々の感染者数の増減が多くを占め、具体的な内容についてはあまり語られない。
 
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