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都総務局・小笠原村/おがさわら丸乗船客へPCR/感染拡大水際対策に期待

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、小笠原諸島と本土をつなぐ唯一の定期船・おがさわら丸の乗船客へのPCR検査が11日、初めて行われた。離島への定期船の乗客に検査を行うのは全国初で、医療体制が不十分な離島の水際対策として期待が寄せられる。 
 11日午前8時ごろの竹芝客船ターミナル。この日、出航するおがさわら丸の乗船客に係員がPCR検査について説明し、検査に同意した約315人が自ら検査キットを使って検体の唾(だ)液(えき)を採取した。検査結果は約11時間後の午後7時ごろに判明し、全員が陰性だった。
 
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