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都幹部異動分析(下)/課長級/五輪延期で本庁「駒不足」/ライン課長経ず総務課長も

  統括課長の異動規模は126人。内訳は横転57人、統括付与69人で、どちらも昨年度とほぼ同規模となる。条例局長の全員留任の影響で異動規模が小さくなった部長級とは対照的な異動となった。

 総務局人事部によると、東京五輪・パラリンピックの開催準備で昨年度までオリンピック・パラリンピック準備局や組織委員会に課長級を多く配置してきた中、都政課題の多様化に伴い、本庁の課長ポストが増加。このため、今年度の課長級異動では課長級が「駒不足」の傾向にあり、出先課長を経験しないまま本庁課長になるケースや、ライン課長を経ずに総務課長となる「抜擢人事」も見られた。 
 
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