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インタビュー/データに基づく『教育格差』を出版した/早稲田大学准教授 松岡亮二さん

  子どもの貧困や教育格差はいつの時代にもあった。徹底したデータ分析でそれを明確に示した『教育格差』(ちくま新書)。日本を「ゆるやかな身分社会」と呼称する松岡亮二氏は格差が拡大する兆しがある中、「一人ひとりが自分の可能性を追求できる社会にしたい」という強い思いから執筆。1人でも多くの賛同者を増やしたいと話す。

 学校によって社会を変えたいとアメリカで学校経営を学んだが、学校一つより社会そのものを変えたいと教育政策に専攻を変え、教育学博士号を取得。帰国後の2012年から国内外の学術誌に20編の査読付き論文を発表してきた。誰がやっても変わらないと諦観したり、他人に責任を押し付けるなど、教育格差を放置してきた責任は全員にある。「現状を把握せずに議論はできない。真っ当な議論をするためのデータを示した」と、教育格差を俯(ふ)瞰(かん)して見せた本だ。 
 
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