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今週の都政新報
 

都新任局長に聞く(上)

 ■山手斉・政策企画局長
各局の「引き立て役」に
 交通局長から政策企画局長に横転し、「正直びっくりした。私でいいのかと」と率直に感想を話す。入都して35年が経つが、「都庁に育てていただいたので最後の恩返しだと思って仕事をしたい」と意気込む。
 政策企画局に求められるのは、「各局とのコミュニケーションを密にして、都庁全体として最高のパフォーマンスを発揮できるようにする役割」という認識だ。「知事のトップマネジメントの補佐は当然だが、各局のつなぎ役を果たしていきたい」と抱負を話す。
 在任中の大きな課題の一つが長期計画の策定だ。小池知事からは「夢のある長期計画の策定を」との指示を受け、「日本の国際的地位の低下など、国内外の情勢が厳しい中、都民・国民に夢を持ってもらうという意味と理解している」と受け止める。
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