| | リファレンス～１８年度市町村自治調査会報告書（中）■島しょへのインバウンド誘致
外国人目線での働きかけ
東京を訪れる外国人観光客が増加傾向にある一方、都産業労働局の２０１６年度調査では島しょ地域を訪れる外国人は、東京に訪れるインバウンドの１％にも満たないという実態が明らかになっている。そこで自治調査会は、島しょ地域における有効なインバウンド誘致策について調査。誘致の前段階として、在日外国人への働きかけや、外国人目線での誘致策の重要性を示した。
同調査会が昨年度、羽田空港で出国を待つ外国人に調査したところ、東京の島しょ地域を知っていたのは３割程度にとどまった。一方、島しょ自治体への調査では、全９自治体にインバウンド誘致の計画がなく、その他の５自治体が策定の予定もないことが分かった。
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