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東京最前線/Globe NOW~外務長通信(3)/19年度の国家予算成立/海外赴任で得た教訓

  先月末、国の2019年度の予算が成立した。健全財政の東京と違い、100兆円超えの国家予算は、プライマリーバランス(PB)の赤字を新たに9・2兆円計上している。財務省は前年度比で赤字は改善したと控えめに宣伝するが、対GDP200%超という先進国中、突出した借金を抱える日本が「これ以上赤字を増やして本当に大丈夫なのか」と不安を感じる。
 若い頃、書記官として大使館勤務をしたアルゼンチンで、国家財政の破(は)綻(たん)に伴うハイパーインフレーションを経験したことがある。ちょうど日本がバブルで沸き立っていた1980年代末、アルゼンチンでは、中央銀行による通貨増発によって財政危機を乗り越えようとしたことを契機として、年率5千%に達するハイパーインフレが引き起こされた。
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