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社説/平成から令和へ/「変革の時代」幕開け

 平成が終わりに近づき、5日後には新たな令和の時代が幕を明ける。新元号は日本最古の歌集『万葉集』の「梅( うめの)花(はな)の歌三十二首」が出典だ。その序文「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮(はい)後(ご)の香を薫す」から引用したという。
 安倍晋三首相は、新元号に込めた思いを「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つように」と語った。そんな時代になってほしいと切に願うのは、昭和から平成と激動の時代を経て迎える時代だからに他ならない。
■新たな時代のキーワード
 戦禍から始まった「激動期」の昭和は、戦後復興期から高度経済成長期へと変遷を遂げ、昭和39年の東京五輪・パラリンピックが戦争からの復興を印象づけた。41年には人口が1億人を突破し、42年にはGDPが米国に次いで世界2位となるなど、まさに敗戦からの復活の時代となった。
 東京では昭和の初めに400万人程度だった人口が、昭和の終わりには1200万人近くまで急増。住宅や環境、インフラ整備など都市問題への対応に追われた時代だ。
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