| | 都議会経済・港湾委一問一答／築地跡地で知事と論戦 「小池知事と野党の論戦は、消化不良に終わった」─。４日の都議会経済・港湾委員会で都議会と知事がやり取りした都庁内の受け止めだ。小池知事が２０１７年６月、「築地は守る、豊洲を生かす」とした基本方針を打ち出したが、最近では「双方を生かす」という表現に「変節」したことに自民党と共産党は反発。批判を受けた知事は「何も変わっていない」との答弁を繰り返し、かみ合わない議論が続いた。自民幹部は本紙の取材に「変節は明らかだが、なぜ知事は認めないのか」と不快感を示した。その上で、２００８年の都議会第１回定例会で当時の石原知事が経営難の新銀行東京への追加出資を提案した際、「深くおわびする」と陳謝したエピソードに触れ、「石原さんは非を認めた。政治家の言葉は重い」と指摘した。翻って、４日の経港委での小池知事の発言はどうだったのか。各会派と知事のやり取りを振り返る。
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