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町田市など4区市/財務諸表で自治体間比較/新公会計制度を利活用

 新公会計制度を都内自治体でいち早く取り入れた町田市が、荒川区、江戸川区、福生市と立ち上げた「財務諸表自治体間比較検討会」は1月28日、財務諸表を用いた自治体間比較の手法を発表した。財務諸表の自治体間比較はこれまで、人口や面積など自治体の規模の違いや、ミクロレベルの財務諸表を作成する自治体が少ないことから手法が確立されておらず難しいとされてきた。手法を確立して比較することで、課題の解決策の考案や、新たな課題の洗い出しにつなげるのが狙いだ。

 検討会が町田市の行政経営管理委員会で発表した比較手法は、同様の機能を持った施設を選定し、老朽化率や利用者1人当たりにかかるコストなどの「割合」を算出。それらを比較したいテーマごとに
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