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インタビュー/大学のあるべき将来像を示した/首都大学東京学長 上野淳さん

  2015年4月から首都大学東京の学長を務める上野氏。10月には次期学長予定者に選出され、21年3月まで学長職を担うことが決まった。就任後の17年には、23年まで6年間にわたる第3期中期計画を策定し、今回はおおむね10年後を見通した将来像「TMU Vision 2030」の策定を主導した。
 「中期計画は6年ごとの目標設定で、現実的な計画を達成することに努力するわけだが、ビジョンはその先を見据えて理想像を持とうとしたものだ。教職員やスタッフ、学生が十数年後という大きな目標を持とうということで、タイトルを『学問の力で、東京から世界の未来を拓く』とした」と学長。中期計画よりさらに先の夢を語ろうと、幹部教員も若手教員も共に議論を重ね、その過程で確認できたことも多かったと意義を語る。
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