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北海道胆振東部地震/首都直下にどう生かす/札幌市の対応参考に

   最大震度7の強い揺れを観測し、甚大な被害をもたらした北海道胆(い)振(ぶり)東部地震。道内の一部では停電により、人工透析患者などの治療ができなくなる事態が発生する一方で、札幌市は市民向けのスマートフォン充電所を開設したり、外国人観光客の緊急避難所を設けるなど都内の自治体が学ぶべき点は多い。いつ起こるか分からない首都直下地震への備えを万全にすることが求められている。     =2、3面に関係記事

◆患者受け入れ
 北海道の病院では、停電により患者の対応ができなくなる事態が相次いだ。例えば、停電などで人工透析ができない医療機関が7日午前11時時点で14施設に上った。数日に一度治療を受けなければ命に関わるため、治療に必要な水や非常用電源のある病院が患者を受け入れた。
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