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被災地派遣~都職員が見た西日本豪雨(下)/都福祉保健局/公衆衛生の専門チーム奮闘/派遣可能な人材育成に課題

 都福祉保健局は西日本豪雨で3回にわたり計15人の職員を広島県西部東保健所に派遣。同保健所が管轄する県中部の東広島市、竹原市で保健所業務の支援を行った。この時、現地に赴いたのが、今年度から活動を開始した大規模災害時の公衆衛生対策を支援するDHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)。都としては初の派遣となった。
 豪雨被害から約10日が経過した7月17日~22日までの第1陣には、医師で熊本地震の被災地派遣を経験した田原なるみ多摩府中保健所長や保健師、栄養士など被災地派遣の経験が豊富な各分野の専門家からなる5人の職員が人選された。担当者によると、派遣要請からわずか数日の人選だったという。
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