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インタビュー/子供が自ら選択できる社会に/首都大学東京法学部法学科教授 木村草太さん

 憲法には人権の尊重がうたわれている。当たり前に守られているはずの子供の人権が危機にさらされているのではという問題意識から、『子どもの人権をまもるために』(晶文社刊)を編著した。「執筆すべき人を探し出した。現場で活躍している方々の原稿を、法学の観点から体系化したいと考えた。現場と法制度をつなげる意味で見えてくるものがあると思った」
 学校教育の場では、子供の安全への権利や選ぶ権利が軽視されている。「危険な組体操やムカデ競争などは、行うべきではない。運動会自体も任意参加にすべきだ。自分が選ぶことができる存在だと感じられることが重要。また、中学校も高卒認定のように、
 
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