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豊島区/造幣局跡地整備に暗雲/大学抑制で防災公園に影響も

 国が来年度以降、23区内で大学の定員増を認めない方針を示したことを受け、豊島区では、造幣局東京支局の跡地利用への影響を懸念する声が上がっている。区はUR都市機構の防災公園街区整備事業を活用し、跡地利用策として大学誘致を計画。また、同一敷地に大学との連携を視野に入れた防災公園の整備を予定している。いずれも月内には事業者募集を開始する方針だが、跡地利用の軸となる大学誘致に暗雲が立ち込める状況に、高野之夫区長も「計画に影響するようでは困る」と不安を口にする。
 造幣局跡地は池袋サンシャインシティに隣接する約3・2ヘクタールで、区は跡地活用を池袋駅周辺の都市再生に向けた主要プロジェクトの一つに据えている。区は2014年10月に造幣局地区街づくり計画を策定し、1・7ヘクタールを防災公園区域、1・5ヘクタールを市街地整備区域と設定。このうち
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