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都が全域で放射線量測定/区市町村に機器貸与も/1週間で約100カ所/学校での基準、必要に/下水処理施設で高放射線量

都福祉保健局は8日、空間放射線量の測定を拡充し、都内全域で行うことを決めた。15日から約1週間、100カ所程度で実施する。同時に、区市町村に統一的な測定機器を貸与すると共に、サーベイメーターを30台増設する。同局では、現時点では空間放射線量による健康への影響はないとしているが、生活空間を考慮した情報を提供して安心につなげたい考え。一方、都内の下水処理施設で汚泥焼却灰から毎時2・7マイクロシーベルトの放射線量を検出。下水道局などは国に基準策定を求めているが、都として安全確保策を講じるべきという指摘も出ている。 

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