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葛飾区／柴又を「風景の国宝」に／都内初重要文化的景観へ

　葛飾区は、柴又地域を対象に都内初となる国の「重要文化的景観」選定に向けた取り組みを進めている。来年度の選定を目指す区は今月５日、景観保存計画の案を区議会文教委員会に報告。計画を来年早々に固め、地元住民らとの調整を図りながら、国へ申請する構えだ。「風景の国宝」とも呼ばれる文化的景観選定により、区民の郷土愛の醸成や柴又地域の活性化などを目的に、映画『男はつらいよ』の舞台になった人情の街、柴又の景観の保存・継承を促進していく。

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