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今週の都政新報
 

役人のつぶやき 上司VS部下1/若者諸君、文書に気を使って!

 上司、部下それぞれの立場で、相手へのメッセージ(苦言、提言、応援歌)をつづってもらう新連載の始まりです。耳の痛いハナシもあれど、仕事に役立つ内容満載!? 異論・反論もお待ちしております。  (編集部)

 最近、電子化が進んでいることも影響してか、文書表現の基本的なことをおろそかにしていることが目につく。決裁をする者として、気に留めておかなければならない。自分自身も若いころは、上司の人からよくたしなめられたものだが、少し小言も言いたくなる。
文書の基本を忘れる/べからず
 文書の書き出しの25ミリメートルを空ける。これは基本中の基本である。
 こんなことがあった。5年前の仕事が立て込んでいたある日、ある議員から電話がかかってきた。計画委員会のメンバーを知りたいとのこと、急いでファイルを調べてみると、ある人の名前の部分がパンチ穴で見えなくなっている。
 「ああ困ったものだ」と、冷や汗をかいてしまった。名簿をA4用紙1枚に収めようとするのは良いことだが、肝心の文字がいざというときに見えなくては意味がない。そういえば、この名簿を作ったのは、人は良いのだが配慮の足りないA君だ。A君には、本当に困ってしまう。 (続きは本紙でお読み下さい)

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