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路上喫煙対策に広がり/港区は事業者に分煙義務付け/たばこ税「一部特財化」も視野

 コンビニ前の灰皿から立ち上る紫煙を避けるように小走りで通過する会社員─港区はこうした受動喫煙をなくそうと、喫煙スペースの完全分煙が徹底されていない民間事業者を公表するなどの「みなとタバコルール」を1日からスタートした。路上喫煙対策を巡っては、2002年に全国で初めて罰則付きの条例を定めた千代田区を始め、喫煙者に対する規制が主流となる中、事業者の規制を前面に出した港区の新ルールに注目が集まっている。高額なたばこ税収に依存しない財政状況を背景に、対策の際、たばこ税の一部特定財源化も見据えているという。
   

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