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都春期幹部異動分析(下)/本庁課長の年次若返り進む/予算一・二課長でサプライズ/課長級

 課長級の異動規模は、昨春と比べて11人増の533人で、大きな変動はなかった。内訳は、昇任が117人、再任用を含めた横転が406人、新規再任用が6人、特別区などからの採用が4人となっている。
 注目を集めた財務局主計部予算第一課長の戸井崎正巳氏(17B)と同部予算第二課長の稲垣敦子氏(14A)の起用については、いずれも主計部を経験していないため、庁内からサプライズ人事との見方が多い。ただし、「このポストが主計部の生え抜きである必要は全くない」との指摘もある。
 この人事に関しては、年齢、年次、能力や人柄などから判断した結果とされる。戸井崎氏は、幹部異動の際に各局から確保したい人材の名前に必ず挙がるほどで、粘り強さ、調整力などに定評があることから、主計部向きとの声がある。一方、稲垣氏は11年夏に出先課長を経験せず本庁ライン課長に昇任し、庁内で誰もが認める実力者で、総務局行政部財政係長、交通局財務課長などを歴任した。
 このほか課長級でも、3年以上となる在職期間を見据えて、若手の起用が随所に見られた。
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