| | ためにならない絵本、バンザイ！／パパ’Ｓ絵本プロジェクト 田中尚人絵本はゲームに負けない
絵本は母親や学校の先生が子どもに読んであげるもの、と信じて疑わない男性や女性がまだまだ多い。絵本が子どもの知性や感性磨き、情緒の安定に不可欠で、いわば育児の処方箋（せん）だと信じている人もまだまだ多い。つまり絵本を読めば、子どもが心豊かで優しく、聡明になると願う人が多いということだ。
それが全ての理由とは言わないが、育児や教育目的で絵本が与えられることで、結果的に子どもたちが自らの喜びのために絵本に触れる機会が少なくなった。もったいないことに、ゲームやテレビに決して負けない、絵本だからこその魅力を知らずに成長する子どもが増え続けている。
絵本とは、まずは、遊び＝楽しみとしてのコミュニケーションの橋渡し役でいいのではないかと思う。「都政新報・電子版」（http://www.tosei-d.com/）にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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