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時論政論/大阪都構想法案/東京23区はもっと怒れ

 大阪都構想に対する批判的な検証は、ほとんど行われていない。特に新聞やテレビでは橋下徹氏の主張を右から左へと流すだけで、東京の都区制度について理解しているとは言い難い論調も見られる。都構想に批判的な専門家や政治家も、橋下氏の独裁性や政治性をごちゃ混ぜにした議論をしている。

陳腐な批判
 典型的な論調は、「都構想が独裁につながる」という指摘だ。だが、都区制度を導入したからといって独裁になるのであれば、石原知事はとっくの昔に東京23区を独裁している。
 都区制度には都知事に独裁性を許す要素はない。東京23区は全て公選の首長と議員がいる。東京全体については知事、各区は区長という形で意思決定のあり方が明確だ。
 橋下氏が「独裁」だというのであれば、それは橋下氏自身の政治性に内包している。統治機構は関係ない。そういうリーダーシップを大阪府民が支持しているという側面もある。もしも独裁性を拒否したいのであれば、4年に一度の選挙で追い落とせばいいだけだ。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。


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