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都教委/いじめ「疑い」含め調査/大津市の事例重く見て

 大津市立中学校の2年生が同級生からいじめを受けて自殺した問題で、都教育委員会は17日、都内の全公立学校に対していじめの実態調査に乗り出した。いじめの「疑い」まで含めて児童・生徒から現時点の状況を聞き、対応に結び付けたい考え。9月以降、改めてどう対応したか調査するという。いじめの疑いが濃厚にもかかわらず、問題を放置してきた大津市教委の事例を重く見た形だ。
 都教委は同日、臨時の区市町村教委の指導事務主管課長会と都立学校長連絡会を開催し、内容を説明。アンケート調査など手法は学校の裁量だが、都教委では質問項目として▽悪口を言われたり、暴力を振るわれたりしたことはあるか▽プロレスごっこを無理やりやらされ、嫌な思いをしたことはあるか▽メールや掲示板に個人情報を書かれ、嫌な思いをしたことはあるか▽自分の持ち物を勝手に使われたり、隠されたりしたことはあるか▽無視されたり、仲間外れにされたことはあるか▽いじめられている人を知っているか─などを例示している。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。

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