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花火に託す思い/建設局河川部計画課 木村竜也

大震災犠牲者/の慰霊
 昨年8月11日、東北の太平洋沿岸における被災地10カ所で一斉に花火が打ち上げられました。「LIGHT UP NIPPON」と銘打たれたこの企画は、『東北を、日本を、花火で、元気に』というスローガンの下、「追悼」と「復興」への思いを花火に託したものでした。
 石巻市では8月1日に「石巻川開き祭り花火大会」が開催されました。全国から多くの支援や協賛が集まり、第1部では「祈り」をテーマとし、東日本大震災で亡くなられた方々への冥福を祈り、慰霊の気持ちを込めた花火が打ち上げられました。第2部では「希望」をテーマとし、全国から寄せられた支援に感謝し、一日も早い復興への願いが込められた花火が打ち上げられました。
 さらに、全国各地でも犠牲者の慰霊や復興を祈願した花火が打ち上げられたのです。
 日本の花火大会の起源は1733年までさかのぼり、凶作や疫病の流行による犠牲者の慰霊と悪疫払いを兼ねた水神祭の余興で打ち上げられた「両国川開き花火」とされています。今回の東日本大震災においても慰霊の気持ちや未来への希望が花火へと託されました。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。

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