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世田谷区/精神疾患を地域で支援/こころの健康区民会議を設置

 世田谷区は、精神疾患やうつ病などを地域主体で支える仕組みとなる「こころの健康を考える区民会議」を設置し、18日に初会合を開催した。精神疾患の理解不足から患者が地域で孤立することを防ぎ、早期治療につなげることなどが狙い。関連する区民団体などが情報を共有化し、区民目線の支援を進めていく。
 ストレスからくるうつ病や精神疾患の患者数は増加傾向にある。世田谷区内の場合、人口10万人当たりの自殺死亡率は16・4人(2010年度)で、全国(23・4人)や都(21・9人)と比べて低い状況だが、病気に対する誤解や偏見が多く、孤立しがちな患者らが自殺などに至るケースが懸念される。
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