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災害がれき/西多摩衛生組合が搬入/年度末までに3060トンを処理

 宮城県女川町の災害がれきの広域処理で西多摩衛生組合が11日、多摩地域で初めて搬入を開始した。この日は早朝から4トントラック2台分の災害がれきが同組合環境センターに搬入され、かくはん作業を実施。12日に焼却を行う。
 災害がれきの処理を巡っては、3月に23区が処理を開始したのに対し、多摩地域では八王子市、町田市の2カ所の清掃工場で調整が難航していた。両施設で受け入れに一定のめどが立ったため、5月31日、最終処分施設を運営する東京たま広域資源循環組合と施設が立地する日の出町、地元住民の3者で特別協定を締結。これを受け、早期に地元との調整を終えていた西多摩衛生組合が多摩地域で先陣を切って搬入を開始した。

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