聴覚障害を持つアスリートによる国際スポーツ大会、第25回夏季デフリンピック東京大会が15日、東京体育館(渋谷区)で開会した。日本では初めてで、1924年の第1回大会から100周年。デフリンピック準備運営本部によると、81国・地域に加え、個人中立選手、難民チームら3081人が参加する。
開会式では、各国の選手団が阿波踊りの「花道」に出迎えられながら入場。モニターでは国名の文字表示に加えて、子どもたちが国際手話で国名を表現した。日本の選手団は最後に登場し、「燃えろ! ALL JAPAN」と書かれた横断幕を手に入場した。