町田市は行政サービスへの生成AI実装を加速する。今月にはユーザーが知りたい市政情報をAIが4カ国語で回答する「AIナビゲーター」を公式ホームページに導入する予定。また、オープンデータの検索・分析にAIを導入し、データを活用しやすくする考え。
これらAIの導入は、このたび策定した「デジタル化総合戦略2025」に位置付けた。DXの推進計画を策定する自治体は多いが、同市では社会のデジタル環境や国・都の制度などを踏まえて毎年改定しているのが特徴。この理由について、デジタル戦略室の栗山敏雄課長は「デジタル分野は進化が激しく、できなかったことが1年後にはできるようになる。早期に行政サービスに実装するため」と説明する。