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論壇/民間依存のサービス/火葬に見る公共性とのバランス

 23区内の火葬場で昨年6月、火葬料金が値上げされた。東京博善が運営する町屋斎場や代々幡斎場など6カ所の民営火葬場では、標準的な火葬料金が9万円に達し、突出して高額となった。
 火葬は生命に限りがある以上、誰もが避けられない終着点である。その費用が高騰することは本来、火葬という公共性の高いサービスが民間主体で運営されていることに起因している。さらに、東京博善が今年度末、区民葬儀制度から撤退することを表明しており、都民の間で懸念の声が高まり、都議会や一部の区議会でもこの問題が大きく取り上げられることとなった。
 23区の火葬場は、全9カ所のうち、民営火葬場が7カ所と多数を占め、公営はわずか2カ所しかないのが特徴だ。
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