| フルスタジアムへ~2025世界陸上(4)/レガシー/新技術普及へ社会変化を/大会運営ノウハウ継承も 「軽くて薄くて曲がるという特質を生かして色々なところで活用できる」─。小池知事は8月、次世代型ペロブスカイト太陽電池(Airソーラー)を搭載した庭園灯を視察した後、報道陣にこう説明した。 都の助成を受けた(株)リコーが実証実験として、国立競技場に隣接する東京体育館の周囲に35個の庭園灯を設置した。Airソーラーは寿命が短く、耐久性に課題を抱えるため、実証実験では屋外環境でも耐熱性や発電効率を維持できるか検証する。問題なく発電できれば、大会後も活用するとともに、同社が商品化する予定だ。
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