世界陸上まで4カ月(下)/東京の魅力、海外にPR/コース沿道にフラッグ掲出/レガシー創出/大会の価値伝える段階に 今秋の世界陸上は、9日間にわたって行われるが、大会を一過性のものとせず、レガシーをどう残すかは、オリ・パラと同様の課題となる。 世界陸上財団が重きを置くのは、持続可能な大会を実現するとともに、組織運営でフェアネス(公正)を体現し、国際スポーツ大会の新しい世界標準「東京モデル」をつくること。財団はかねて、五輪の汚職・談合事件の反省を踏まえ、「世界陸上の成否が、東京が国際スポーツイベントを開催できるかどうかの試金石になる」と捉えてきた。
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