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２３区ふるさと納税／体験型返礼品が人気上々／税流出抑制で反転攻勢へ

　２３区で、２０２４年度までにふるさと納税の返礼品競争に参入したのは２０区に上っている。本紙のアンケートによると、２０区のうち１５区が旅客機操縦や温浴、食事などを楽しむことができる「体験型返礼品」の人気が高いと回答した。納税者が選んだ返礼品のうち、「体験型」が約８割を占める区もある。米やトイレットペーパーなど生活必需品を中心に提供する地方に対し、温浴施設や飲食店などが集中する都市部の特性を生かした体験型返礼品が脚光を浴びた形だ。ふるさと納税による住民税の流出額を少しでも穴埋めしようと巻き返しを図っている。

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