都政新報
 
 >  HOME  >  都政新報 記事詳細
今週の都政新報
 

こころのカルテ/精神科医療はいま(上)

 「もう無理だから、探すのを打ち切って下さい。ウチで診ます」。今年7月のある夜、20歳代の男性を一時収容した病院から、転院先を探していた救急隊に、半ば諦めの電話が入った。
 患者は、2日前から歩けないほど意識が朦朧とした状態が続いていた。アルコール依存症で、糖尿病も併発していたという。
 一時収容先も実は、救急隊が搬送先を探し始めてから9件目で何とか見つかった病院だった。容態が安定した午後10時頃、精神疾患や脱水に対応できる転院先を探したが、見つからない。4時間以上かけて40近い数の病院に連絡した末での判断だった。 (続きは本紙でお読み下さい。このシリーズは全3回です)


会社概要  会社沿革  事業内容  案内図  広告案内  個人情報保護方針