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「公共的空間」の利活用拡大/【港】エリマネ認定制度創設/【台東】道路空間にテラス設置

  道路や公園などの公共的空間を、まちづくりに活用する動きが23区で広がりつつある。港区はこれまでエリアマネジメント団体が利活用ができなかった公開空地や道路などを活用できる制度を創設。台東区は国土交通省が進める道路空間を活用した歩行者利便増進道路制度「ほこみち」を23区の区道で初めて指定した。いずれも新たににぎわいを創出することで、地域のつながり強化や地域課題の解決につなげる狙いがある。

 港区は「エリアマネジメント活動認定制度」を23区で初めて創設し、4月から運用を開始する。同制度は公益性や事業継続性などの基準を満たした活動を区が認定し、道路や公園などの公共施設に加え、建物を建築する際に容積率の緩和を受けられる「総合設計制度」を利用して敷地内に設けられた「公開空地」をイベントなどに活用できる制度だ。
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