働き方をデザインする 島田正樹(3)/will/can/mustでやりがいを感じる仕事を見いだす

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 前回は、「人事異動」をキャリアの可能性を広げる機会として活用することを提案しました。できることを広げることで、組織から任されることも広がり、やりがいを感じる仕事にも手が届くとお伝えしました。
 今回は「できること」「任されること」「やりがいを感じること」の関係について、キャリアコンサルタントが用いる「will/can/mustフレームワーク」(図参照)を使ってお伝えします。
 will(やりたい)/can(できる)/must(求められる)フレームワークは、自分のキャリアの現在地と今後について考える際に有効です。
 willはやりたいこと。自分がどんな仕事に携わりたいのかを整理します。また、過去の経験からやりがいを感じる仕事(=やりたい仕事)を洗い出して整理することもできます。
 canはできること。自分の強みです。名前の付いた資格やスキルよりも、仕事の中で貢献できる役割や在り方などが整理できると実践的です。
 最後のmustは求められること。公務員として働いていて、組織から期待されることです。
 皆さんにとって、この三つが重なるのは、どんな仕事でしょうか。自分ができることで、組織に貢献し、それがやりたいことでもある。そんな仕事ができたら、職業人として幸せですよね。
 まずは過去の仕事経験や今の部署での仕事の状況から、このwill/can/mustを明らかにしてみてください。mustは上司などと対話することで理解が深まることもあります。
 そして今の立場で三つが重なる仕事があるのか探してみてはいかがでしょうか。
 また、willやmustと比べて、canは自ら広げやすい要素です。canを広げれば三つの要素が重なる部分も広げられます。今の職場で新しい仕事にチャレンジすることはもちろんですが、人事異動は大きなチャンスです。
 ぜひwillだけに縛られず、canやmustも自覚することで、三つの要素が重なる仕事を見いだしてみてください。
(キャリアコンサルタント)