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放射能汚染/学校給食にも不安の声/各区の対応にばらつき

 東京電力福島第一原子力発電所の事故から8カ月が経つが、ここへ来て各地で高い空間放射線量が検出されており、放射能汚染に対する社会不安は依然続いている。食品などによる内部被曝への懸念も強く、子供を持つ保護者の間では、学校給食に対して不安を訴える人も多い。学校給食については、区ごとに独自の放射性物質検査を行うといった動きもあるが、現場の事情なども絡み、各区の対応にはばらつきが出ている。
 練馬区の区立小学校では今月から、給食で2011年度産の新米を使い始めた。しかし、区のコメの調達先である東京都米穀小売商業組合(東米商)が確保した新米の中に福島県産のものが入っていたことで、保護者から抗議や要望が相次いだ。


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