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定説揺らぐ想定地震/関東M8級の再来も/発生確率「過小評価」の指摘/国と都、見直しに着手

「関東大震災と同規模のマグニチュード(M)8級の地震は今後、100~200年はない」─東日本大震災の発生により、こんな定説が揺らいでいる。政府の地震調査委員会は、大正型関東地震(関東大震災)の発生確率を30年以内にほぼ2%以下と予想し、国や都はノーマークの状態。12日から静岡県内で行われた日本地震学会秋季大会で、防災科学研究所の井元政二郎氏は、こうしたM8級地震の発生確率について、「過小評価の可能性が高い」と指摘した。



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