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災害・防災対策に女性の視点を!/TAMA女性センター市民運営委員長 高橋裕子

 多摩市では8月19日、「東日本大震災から学ぶこと―災害に備え今何が必要か―市長と市民の対話会」が行われ、様々な立場の市民のパネリストが集まり、3・11当日の自分たちの立ち位置から見えた行動や、危機管理状況が報告されました。
 私は、3月21日から8日間、東京電力福島第一原発事故により「緊急避難」してきた2400人の人たちのいる、さいたまスーパーアリーナにボランティアに入った経験から、「全ての防災・震災対応の分野に女性の視点を」という観点で問題提起をしました。
 現在も避難状況は続き、長期化による様々な避難場所での生き方や暮らしは、「緊急避難」時とはまた違った問題を呈しています。
 言葉では言い表すことができない影響―諦め・心身の不安・先行きの焦り・家族の混乱・DV・デートDVの頻発―が影を落としています。そこで感じ得たことは、「災害対策に女性の視点は欠かせない。防災対応分野の全てのプロジェクトに女性の参画が必要だ」という痛切な思いです。


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