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国立市/旧国立駅舎復元、来年度着工/JRの商業ビルに反発も

 国立市は、JRの旧国立駅舎復元に向け、2018年度予算案に工事費1億6590万円を計上した。旧駅舎は観光案内所などの施設として建設し、20年度中に完成する予定。旧駅舎はその特徴的な形状から市民に長年親しまれ、復元を望む声が多く上がっていた。一方で、JR東日本が復元予定地周辺に商業ビルを建設する構想を立てており、景観への影響を懸念する地元経済団体から反対の声が上がっている。
 旧国立駅舎は1926年の建設以来、2006年まで使用され、JR中央線高架化工事に伴い解体された。赤い三角屋根が特徴で、古くから街のシンボルとして広く市民に親しまれた。地元企業や経済・観光団体のグッズやキャラクターのモチーフとしても使われ、市民の声に市が応える形で復元が決まった。
 
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