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隅田川のにぎわい復活へ/協議会が初会合都と沿岸区、民間が連携

 官民で隅田川のにぎわいを取り戻そうと、第1回隅田川ルネサンス協議会(会長=宮田亮平東京芸術大学学長)が6日、都庁で開かれた。
 江戸時代の隅田川は、物流の拠点として江戸市民の生活・経済を支える存在であるとともに、川遊びを中心に芸術・文化の発信拠点として、庶民のレクリエーションの場としても繁栄した。
 しかし、現在の隅田川は、親水性を向上させるテラスはあるものの、整備途上のため途中で途切れている。イベントは単発で連続性がない。東京水辺ラインなどの水上バスが定期便を出しているが、船着き場の利用には制限がある。また、沿岸では、川に背を向けた建物が並んでいる。
 一方、12年春には東京スカイツリーが開業し、年間2千万人が訪れると予想される。
 協議会では、「隅田川を中心とする水辺空間で、にぎわいの創出を目指す」とし、全国の人々が憧れ、江戸の華であった隅田川のにぎわいを現代に生まれ変わらせる取り組みを進める。
 具体的には、3年程度の短期的な取り組みとして、様々なイベントの開催、川辺でくつろげる空間の提供、舟運の活性化など、本来、地元発意で実施すべき取り組みについて、短期間で効果を上げるため、都を含めた総力戦で実施する。

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