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風化させない~被災地の今(上)/岩手県/寒さに負けず職責果たしたい

 東日本大震災から6年半、復興への熱い思いを胸に、現在も都からの派遣職員が岩手、宮城、福島の3県で復興業務に従事している。被災地で汗を流す3人の派遣職員に手記を寄稿してもらった。=全3回(編集部)

 岩手県は、2018年度までの復興基本計画の下、現在、第3期の復興実施計画を推進している。東日本大震災津波から6年半余りが経過し、地域によって復興事業の( し)進(んち)捗(ょく)が異なるものの、災害公営住宅や道路などハード整備が順調に進む中、被災者のこころと体の健康問題への対応や新たなコミュニティー形成支援など、ソフト面の対策も進めている。
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